製薬会社内にある薬品粉砕作業室の防音。 粉砕時、かなりの騒音が発生するため、作業室の防音処理にラスクを使用しました。 薬品を扱うので、グラスウール等の繊維系吸音材を使わないことが条件です。 |
静岡県にある工場内に防音室を設置するにあたり、「鋳鉄ラスク」を遮音材として用いた。 事前の調査の後、防音計画を提案した。防音室は、粉砕作業室内に設置された大きな騒音を発生する「粉砕機」 を囲むように計画した。施工は、常駐しているゼネコンが担当し、完工後、防音室の遮音性能を確認した。 |
「粉砕機」「篩過機」が設置された「秤量室」の平面図を図1に示す。P1〜P7は、測定点を表す。 |
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防音計画にあたり、施主、施工業者から以下の要望があった。
事前調査の結果、これらの要望から、図2に示す防音設計を行い、図3の通り施工された。 防音室設置後の測定点P2での騒音予測値を78dB(C)と推定した。 |
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図4に測定点、表2に施工前、後の測定値を示す。 |
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