工場内にある防音検査室。 かなりの騒音が発生している工場内に設置する検査室の防音処理にラスクを使用しました。 製造ラインの途中に検査室を設けて、生産効率・作業効率を上げることが目的です。 |
工場内に防音検査室を設置するにあたり、「鋳鉄ラスク」を遮音材として用いていただいた。 防音検査室は、工場内で生産した製品を搬入し、検査後、そのまま搬出するといった生産・検査工程ライン上に位置する。 「鋳鉄ラスク」の用い方、遮音設計の基本的考え方を御指導の後、実際的な設計・施工は、生産技術課でなされた。 |
事前の打ち合わせで、工場内騒音が85dB程度あり、25〜30dBの遮音効果を望まれている とのことであった。「鋳鉄ラスク」の用い方、遮音構造の説明の後、設計仕様が決定さ れた。設計仕様を図−1、外観を写真−1に示す。外部は鋳鉄ラスクを鉄板と貼り合せ、 内部の石膏ボードとの中空層にグラスウールを充填する遮音構造とした。人の出入り口 は防音扉(壁構造と同様)とし、製品の搬入出口の扉は既成の製品に「鋳鉄ラスク」を貼 りつけた。空調・電気設備も室内に整えた。 「鋳鉄ラスク」(600×300×10mm)は、計90枚用いることになった。 |
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2−1.(中間)遮音測定結果
2−2.(中間)考察
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以上の改善策を提案した。 |