ラスク制振ボードを用いてスピーカーマウントを作成し、設置する工程

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ラスク制振ボードを適当な大きさに 切り出し、下書きします。（マウントの外円、内円、スピーカーユニット 取り付け用のビス穴等）

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マウントの外円、内円はボール盤（低速）を 用い、制振ボードをしっかり固定した上で 超硬チップが付いた金属用の自由錐、ホー ルソーで切り出してください。 電動ドリルやジグソー（鉄鋼およびステンレ ス用の歯）を用いる場合は、十分に注意の上 切り出してください。まず、ドリル等で円 周に沿って穴をあけた後、ジグソーでその 穴をつなぐように低速で切り出すことをお 勧めします。 外円の切削、仕上げにグラインダーを用い る場合は、オフセット砥石をお使いくださ い。

切り出したマウントにビス穴をあけ、必要 な場合は、スピーカーユニットに合うよう に細工を施し、色づけを行ってください。

外円を切り出します。次に内円を切り出します。ビス穴をあけ、細工を施し、色づけをします。

3　　

マウントをスピーカー設置位置に取り付け、スピーカーユニットを マウントにはめ込んで、ビスで固定してください。
その際、マウントを直に車体に取り付けてかまいませんが、ラスク 防振ボードやＭＤＦでスピーカーボックスを作成し、それにマウントを 取り付けても結構です。

マウントを取り付ける。スピーカーをマウントにはめ込む。スピーカーをビスで固定する。

4　

切り出した後に残った円の内側、外側の材は、カーオーディオの防振材、吸音材としてお使いください。
・フロントドアにスピーカーを取り付ける際に、スピーカー背面から発生する音、振動の低減のために アウターパネル内側に貼り付ける。
・センターユニットやアンプをボディに取り付ける際に、直接機器を取り付けないで、このボードを 介して取り付ける。
・その他、色々と工夫してお使いください。

自由錐(きり)：
例えば、
Ｋ−１０３（超硬チップ付）
神沢鉄工

ホールソー：
例えば、
・ホールソー２７８（超硬チップ付）
ミヤナガ
・超硬ステンレスホールカッター
大見工業

ボール盤：
低速回転で使用のこと

ジグソー：
鉄鋼およびステンレス用の歯を使用のこと
速度調節が可能であれば、ホームセンター等で比較的安価に売られている 機種で十分お使い頂けます。

グラインダー：
オフセット砥石を使用のこと